コラム

成長戦略策定

解説記事
執筆
高橋 孝之
公開日
2022年9月29日
更新日
2022年10月1日

企業の意思を入念にヒアリングし、
学術と実践を融合したホジョセン独自のメソッドで、
実行可能な成長戦略を策定します。


成長戦略を考えるにあたって重要なことは、

  1. 正しい規模感の戦略を考えること
  2. 戦略に、強い意思をこめること

の2点です。

戦略の規模感を規定する

戦略には、規模感があります。当たり前なのですが、大企業にとっての1億円と中小零細企業にとっての1億円は、意味が異なります。大企業にとって1億円儲けることは戦略に値しないかもしれませんが、零細企業にとっての1億円は戦略に値するかもしれません。

大企業出身の方が中小企業に転職して「この会社には戦略がない」「戦術と戦略を混同している」という感想を持つことが多いと聞きますが、それはこの違いに戸惑っているからでしょう。同様に、中小企業の方が大企業向けのビジネス書を読んで、中小企業には適用できないと考えるのも、こういった背景があるように思います。

実際に「規模感」から考えると、大企業にとっては一部門の戦術にすぎないことが、中小零細企業にとっては戦略であるということが普通に見受けられます。成長戦略を考える上で、規模感について明確な共通認識を社内で持つことはとても重要です。

意思を反映した成長戦略を考える

戦略は、ある程度合理的に考えることは可能です。戦略を考えるフレームワークも、3C分析、ファイブフォース分析、SWOT分析(TOWS分析)など数多く存在していますし、ある程度訓練されたコンサルタントなら、それらしい戦略を提案することは十分に可能です。

ですが、それだけでは不十分です。戦略の選択は、数字だけですべきではありません。戦略は、企業・組織・ブランドの強い意思をもって選択すべきです。会社としてどうありたいのか、自分たちの大切にしている価値観は何なのか、譲れないこと、守り通すべきことは何なのか、企業文化の特色はどういったことなのか、さまざまなクライアント独自に抱える変数を考慮した上で、適切な成長戦略を立案します。

ホジョセンは、単に儲けるための戦略を考えるようなことはしません。クライアントの理想に近づくための成長戦略の立案に力を注ぎます。

こんなお悩みを解決します!

  • 事業計画を立てたが、実行できずに形骸化してしまった
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