STP
消費者ニーズが多様化しひとつのブランドで広く消費者ニーズをカバーできなくなると、企業は複数のブランドを市場に提供します。複数のブランドを管理する上での企業の関心は、自社ブランド間でのカニバリゼーションが発生していないかという点にあり、各ブランドのSTP方針か企業のリソースの取り合いの問題に帰着することになります。換言すれば、消費者の認識の観点で自社競合が発生しているのか、自社のリソースの観点で競合が発生しているのかのいずれかです。ホジョセンではこれを2種類のカニバリゼーションと呼んでいます。
ホジョセンは、市場における複数のブランドそれぞれにどういった役割を担わせるのかを定義した上で、ブランド間のカニバリゼーションを防ぐようなブランドポートフォリオを設計します。必要とあればブランドポジショニングの変更を提案することもありますし、店頭施策の費用の按分を再検討することもあります。解決策はあくまで問題の本質に依存しますが、ブランドを立ち上げたのに自社全体で見ると売上貢献がないといったお悩みをお持ちの方は、ぜひお問い合わせください。
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クラスター分析でカニバリを防ぐ
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その改善策本当に大丈夫!?2種類のカニバリを見極める方法。
2017年7月5日 堀井 里奈
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既存ブランドを活かしつつ、カニバリを起こさないターゲット設定
2016年11月29日 高橋 孝之