ブランドブックはブランドマネジメントに寄与するものとして作成されますが、具体的に誰がどのような時に見るべき資料とするか、与えられる役割によって含められるコンテンツは変わります。ブランドブックの内容は想定しているユーザーと使い方に合致していないと折角作っても使われない、簡単に形骸化してしまうものです。

ブランドブックはマネジメントツールの1つであり、マネジメント担当者やブランド担当者が何かしらの意思決定を行う際に参照できる判断基準となることが望ましく、全社員に公開されるものではないため誰でも・全ての人が理解できるために過度に詳細に、もしくは、平易にする必要はありません。消費者の目に触れるものではないため、広告のように目立つデザインや扇情的なコピーのような表現も必須ではありません。

適切なコンテンツ設計、誤った解釈につながりかねない曖昧な表現を避けること、ブランド活動の可能性を縛りすぎない基準設定と表現の粒度を定めるなど、作成計画にはさまざまな配慮が求められます。ホジョセンは、ブランドブック作成に不慣れな方が見落としがちな点もフォローしクライアントでの作成プロセスをサポートします。もちろん、ブランドブックの企画・作成の業務委託も承っております。