ホジョセンおすすめマーケティングのトレーニング法

足立 理恵

メーカーの開発部署で管理職をしています。最近マーケティングに興味を持ち、勉強を始めました。関連本を読む・初心者向けの講演会に参加するなどですが、机上の勉強ばかりで少し物足らず、しかしいきなり業務で実践できるわけではなく、勉強したことが身になっているのか不安になります。何かいいトレーニング方法はありませんか?

メーカー

マーケティングの視点は、業界や業態・職種によらず、あらゆる面で役立つツールです。是非、継続して学んでいただきたいですね。

さて、今回のご質問の回答として、社内で実践しているトレーニングを1つご紹介したいと思います。

それは、CMをはじめとした広告について、企業がどのようなターゲットに向けてどんなメッセージを発信しているのか、出来あがったものから遡って考えてみるという訓練です。

ホジョセンでは、HP上のコラムなどを通じて、度々「マーケティングとは、ターゲットの選択の軸を動かすことである」とお伝えしています。

CMや広告というのは、まさに企業が、ターゲットの選択の軸を動かすために(自社の商品やサービスを買ってもらうため)、どのような人が、どのような要素でどんな商品を選ぶのかを分析し、誰のどんな点を刺激すると自社にとって効果的なのかを追求して制作されるものです。

明確な狙いをもって発信されたものですから、どんな背景で何を意図して広告が作られたのかを逆から辿ってみるのは、とても良い訓練になりますよ。

それでは続いて、広告を実際に紐解く枠組みについてご説明したいと思います。ホジョセンコラムの「Q&A」でも紹介していますが、優れたチラシやCMは

  • 便益
  • ACB(便益の重要度を上げるような周辺情報や刺激)
  • RTB(便益が本当に実現されると信じるに足る十分な理由)

の3つを意識して作られているものです。

便益は、紹介される商品やサービスがターゲットにもたらす価値や解消する不満は何か、ということです。その広告のACBやRCBは何か、それらは広告内で語られるどんなキーワードや写真、あるいは映像といった表現から読み取ることができるのか(=根拠)を考えてみましょう。

そして、考えた結果を言葉にまとめてみてください。何人かで集まって議論してみると、結構わかるものですよ。

題材は広告でもプレスリリースのようなニュースでも良いのですが、トレーニングですから継続して取り組めるものがいいかと思います。最近見たテレビCM、という題材であれば気軽に続けることができるのではないでしょうか。

ACB、RTBについてもっと詳しく知りたい、という場合はご遠慮なくお問い合わせください。

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