Price
最適の考え方はブランドによって違います。ひとつは、ブランドのビジネスモデルの違いです。数を売ることが重要な、例えばスーパーに並ぶ日用品であれば、「買ってもよい」と思う人がより多い価格帯を探しその中で決めていくことが多い一方、中古住宅のようにたったひとり買い手が見つかればよい場合、販売数に限りがあるチケットのように規定数を集められればよい場合では、値付けの考え方が異なります。そもそも、価格(Price)はブランドコンセプトを具現化する4Pのひとつであり、ブランド形成に影響する側面も理解しておくべきですが、この点が議論にされていないことが多いのも問題でしょう。このような需要側面以外に、企業の生産能力や事業経済性など共有側面も考慮して決定されるものであるべきです。
ホジョセンは消費者行動理解とブランド構築に豊富な経験をもち、正しいデータの取得ノウハウを備えています。価格への評価だけでなく、市場における位置付けや価格から抱かれるブランド認識などを総合的に考慮し、ブランドに適切な価格設定をご提案します。
解説記事
定性的・定量的な価格設定の考え方
2022年9月29日 高橋 孝之
Q&A
新製品の価格設定〜PSM分析について〜
2017年2月1日 高橋 孝之