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広告予算の最適化には大きく2つの論点があります。第一の論点は、そのブランドの広告予算をいくらにすべきか、第二の論点は、与えられた広告予算をどの媒体にどのように配分すべきか、です。前者の論点は事業経済性や競争環境の観点から検討されますが、後者の検討は一般的には困難です。過去のデータの基づいたとしても、目的が異なっていたり、クリエイティブが異なっていたりと参考になりません。MMM(Marketing Mix Modeling)による予算最適化が成果を出しづらい理由もここにあります。MMMによる最適化が効果的なのは、一連のキャンペーンの途中でMMMを回し、同一クリエイティブの前提のもとでキャンペーン後半の予算配分を考える時のみと言ってよいでしょう。
ホジョセンは、MMMなどの統計解析に基づいた媒体ごとの反応傾向を参考にしつつ、事業目的上の定性的な評価も考慮に入れながら広告予算の最適化を図ります。可能であればエリアごとに予算配分を変更し、仮説検証をおこないながら最適な予算配分を明らかにしていくテスト&ラーンのご提案もしています。
解説記事
Marketing Mix Modeling(MMM)による広告効果測定
2022年9月29日 高橋 孝之
Q&A
回帰分析の注意点4つ
2017年5月29日 堀井 里奈