コラム

定性調査代表的な6つの手法とその使い分け

マーケのヒント
執筆
高橋 孝之
公開日
2012年11月28日
更新日
2022年9月2日

マーケティングリサーチにおける定性調査は質的調査とも呼ばれ、対義語が定量調査・量的調査であることからもわかるとおり、数字ではなく人の性質にフォーカスをおいた調査です。代表的な調査手法としては、デプスインタビュー(1-on-1 インタビュー、インデプスインタビューとも)グループインタビュー(フォーカスグループ、FGI とも)訪問調査(ホームビジット、インホーム調査 とも)、観察調査、エスノグラフィ、店頭調査(ショップアロングとも)などがあります。

下に代表的な調査手法の特徴をまとめた表を置いておきます。次回からひとつずつ解説していきます。

代表的な定性調査手法の特徴まとめ
デプス グループ 訪問調査
対象者 単数 複数 単数
時間 30 〜 90 分 60 〜 120 分 90 〜 120 分
調査場所 インタビュールーム カフェ など インタビュールーム 対象者宅
得意分野 仮説の深堀 インサイト発見 仮説の発見 ブレスト 反応理解 インサイト発見
調査難易度 ★☆☆☆☆ ★★★☆☆ ★★☆☆☆
分析難易度 ★☆☆☆☆ ★★☆☆☆ ★★★☆☆
店頭調査 観察調査 エスノ
対象者 単数 単数・複数 単数・複数
時間 30 〜 120 分 1 日〜 1 日〜
調査場所 (擬似)店頭・店内 対象者宅 店頭・店内 特定状況下 など 生活圏内
得意分野 店頭における… 仮説の発見 仮説の深堀 仮説の発見 行動パターンの理解 仮説の発見 インサイト発見 行動パターンの理解
調査難易度 ★★☆☆☆ ★★★★☆ ★★★★★
分析難易度 ★☆☆☆☆ ★★★★★ ★★★★★

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