マーケティング・ミックス

ターゲット適合性検討

消費者中心のマーケティングとは消費者調査を多用するマーケティングではなく、消費者の観点から消費者接点群を設計するマーケティングのことです。プランニングフェーズにおいて消費者視点で戦略検討していたにも拘らず、マーケティングミックスを検討する段になって突如消費者視点が消滅し、企業の論理で動き始めることは珍しくありません。実際には、マーケティングミックスである4P(Product/Price/Place/Promotion)すべては消費者との接点(タッチポイント)なのですから、各接点において消費者に価値を提供できているのかという視点で精査すべきです。そのために、それぞれの接点においてどのような体験をしてもらうかを設計するだけでなく、接点の前後における体験(たとえばプロダクトを使用する前の体験など)も含めて設計する必要があり、結果としてどのような価値を実感してもらえるのかを厳格に定義しレビューすべきです。企業目線ではなくターゲットである消費者の観点からひとつひとつの接点周辺における一連の体験は一貫しているべきですし、そこに整合性がなければなりません。

ホジョセンは、各消費者接点を中心として体験の一貫性と整合性を、明確なロジックをもとに設計します。消費者接点は広告宣伝にとどまらず製品や小売店の現場でも発生するわけですから、4Pのターゲット適合性を検討する上で部門横断的なプロジェクトになることも珍しくありません。ホジョセンは部門横断的プロジェクトにも豊富な実績がございますので、お気軽にお声がけください。

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