4P変更はマーケティングにおける典型的な介入施策ですが、その変更によるポジティブな側面に注目が集まり売上リスクは評価されない傾向があります。売上リスクの評価がとりわけ重要になってくるケースは、(1) 4P変更が不可逆的な変化を含む場合と、(2) 4P変更に伴う投資金額が大きい場合です(厳密には後者は前者に含まれます)。前者の例はコストカットに伴う製品仕様の変更であり、後者の例は製品改修による工場への投資が発生するケースです。4P変更は必ずしも消費者から好意的に受け止められるとは限らないことを肝に銘じ、リスク評価を実施してから施策を実行するほうが安全です。

ホジョセンは、4P変更に伴う売上リスクを、市場メカニズムと消費者メカニズムの両観点から評価します。評価は汎用的なモデルをもとに実施することも可能ですが、クライアント専用のカスタマイズしたモデルを作成した上で評価することも可能です。