限られた資金の中で4P変更を実施する際、何にどの程度注力するかはいくつかの選択肢があります。たとえば、製品性能の向上に注力するケース、広告宣伝費を倍増する代わりに店頭販促を制限するケース、広告宣伝費は変えないけれども広告メッセージの評価を高めるケース、などなどその選択肢の組み合わせは大量に存在しています。これら選択肢の組み合わせはひとつひとつがシナリオであって、今後そのプロジェクトをどのように運営していくかの指針になります。

ホジョセンは、売上予測のケイパビリティを活用し、目標売上を達成するために取りうるシナリオのパターンを探索します。各シナリオの実現可能性は組織の資源に依存しますので、クライアントにとって目指すべきシナリオはある程度絞り込めることになります。このように、プロジェクト初期に最適なシナリオを検討することによって、そのプロジェクトで売上向上を狙うロジックが明らかとなり、プロジェクトのリスクも可視化されることになります。ホジョセンはこれら取り組みをゴールセッターと称し、プロジェクトの初期段階で検討することをお勧めしています。