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わからないことを楽しめる人と働きたい

高橋 孝之 代表取締役

プロフィール

外資系コンサルティングファームのアクセンチュア、日系シンクタンク、P&Gを経て、ハンズオンの事業再生・コンサルティングに従事。ホジョセン設立後は、ほとんどのプロジェクトで責任者を務めている。キノコがとても嫌いで、外食におけるキノコ察知能力に優れる。京都大学法学部、英国グラスゴー大学大学院社会科学研究科卒。修士(国際政治学)。大阪学院大学非常勤講師(2018-19)。

クライアントのビジネスに資するために、日々学び続ける

ホジョセンの代表取締役である高橋にコンサルタントとは何か、今後ホジョセンをどのような会社にしていきたいかについてインタビューしました。

コンサルタントとして働くこととはどういうことだと考えていますか?

ホジョセンにおけるコンサルタントの仕事は、クライアントのビジネス成果につながる意思決定のサポートをすることだと考えています。あくまで僕らは意思決定のサポートであって、意思決定そのものはクライアントがおこないます。したがって、クライアントが十分に自信をもって意思決定できるようなサービスを提供するべきです。

では、クライアントが十分に自信をもって意思決定できるためには何が必要なのか? これはクライアントの意思決定プロセスに依存するんですよね。定型解が存在しないと言ってもよいでしょう。扱うテーマのリスクレベルにもよりますが、一般的に大企業であればある程度網羅性があり論理的にデータを積み上げて導き出した結論が社内のステークホルダーを説得する上で重要になることが多いでしょう。オーナー企業の場合は、オーナーのビジョンとの一貫性(もしくはオーナーのビジョンを所与としたうえでの最適解)が必要になるかもしれません。行政の場合は税金使途の公平性であったり、選挙を見据えた市民への説明性が重視されることが多いかもしれません。このように、クライアントの意思決定に対して必要十分なサービスを提供することがコンサルタントとしての働き方となります。

やりがいはひとりひとりが見つけてもらえればと思うのですが、僕個人の話をすると当然ながらクライアントのビジネス成果を目にする時はうれしいですよね(ホッとするという方が正しいかもしれません)。ただ成果として見えてくるのはどうしてもプロジェクト終了後半年以上先になるので、それだけをモチベーションにしていると辛いこともあるかもしれません。僕のもうひとつの大きなモチベーションとしては、プロジェクトを進めていく上での発見にあります。プロジェクト開始時には想定もしていなかった発見であったり、個別に進めている各種分析がすべてジグソーパズルのようにきちんとハマってすべての論点がきれいなストーリーになったり、といろんな発見があります。この発見は知的好奇心を擽られますね。クライアントのビジネスに資するための発見をするには、当然ですが勉強が必要です。無勉強の人にとっての発見がその道のプロであるクライアントにとっての発見になることはほとんどないからです。マーケティングの理論や事例、流行をおさえるのは大前提として、それ以外にも業界や事例、ファイナンスや組織論などの隣接領域なども含めて成果を出すために学ぶべきことはたくさんあります。日々学び続けなければ成果を出すことができない環境というのも、飽きっぽい僕にはやりがいになっているように感じますね。

今後、どのような会社にしていきたいですか?

急激に大きくすることは考えていませんが、ゆるやかに規模を拡大していくことが理想ですね。急激に大きくしないというのは、何よりも楽しい仕事をしていくことを優先的に考えているからです。お金を稼ぐことはとても大事にしていますが、業務を定型化して(誰でもできるようにして)お金を稼ぐのは楽しくないとも考えています。組織を急激に大きくすると育成が間に合わず、そういった業務を増やしていかないと経営が成り立たなくなる懸念があります。ホジョセンのミッションとして「高度に知的な楽しい毎日を送る」を掲げています。常に頭を使って悩むことのできるような仕事にはこだわりたい、そのためには急激に規模を拡大することは考えておらず、採用は厳選したいとも考えています。

また、ゆるやかに規模を拡大したいのは、組織が大きくなればそれだけユニークな強みをもった人が増えてくること、規模があるからこそ受けられる案件があること、受けた案件数は直接的に売上と間接的に会社の知的資産として蓄積されるため組織に成長につながること、などが挙げられます。ある意味規模を拡大していくのは、企業としての責務であるともいえるでしょうね。そこを捨てるつもりはまったくなく、楽しい仕事をしながらちょうどよいペースで規模を拡大していきたいと考えています。

ホジョセンには、どのような人に入社してほしいですか?

わからないことを楽しめる人、知的好奇心が強く自ら学び成長することができる人、市場、企業、消費者の動きや考えに興味を持てる人です。こういう人と議論をすると議論を通じて新しい発見をすることも多いですよね。議論をすると時間の無駄ではなく物事が整理され前に進むような人たちの集団になるといいなと思います。

ホジョセンで働いてみませんか?

頭が沸騰するような難しい問題に直面するとワクワクできる皆さまのエントリーを、心待ちにしています。
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