Promotion Measure
トム・デマルコ
測定できないものは制御できない。
1982年当時、ソフトウェア開発のプロセス改善において重要であると述べられ有名になった言葉ですが、どのような世界においても、活動の結果を測り次に活かす、というのは基本的な考え方です。
ホジョセンが提供するPromotion Measureは、日常的に収集されているデータから、リアルタイムでキャンペーン効果を推定します。日常の改善業務のレビューとして、またはIn-market テストに合わせて、いずれにもお使いいただける分析サービスです。
- リアルタイムでのマーケットの反応が見える!
- キャンペーン効果の発現の様子が見える!
キャンペーンのインパクトを測るには、キャンペーンを実施しなかった場合と実施した場合を比較して考えることですが、キャンペーンを実施しなかった場合というのは現実には取得できないデータです。本サービスでは、実施前のデータをもとに実施しなかった場合のデータを統計的に推定し、その推定値から実データのリフトをキャンペーンのインパクトとして評価します。

キャンペーン実施前のデータにサポートデータを追加することで、より精緻な推定結果を得られ、精度の高い効果測定を行うことができます。
Promotion Measureの特殊性
Promotion Measureの手法としてのメリットは、
- 広告を打ちながら分析データを集めることができる
- 日常的に収集している単一データでも分析可能
- 比較対象が明確であり、直感的にわかりやすく、腹落ちしやすい
という点があげられます。また、緻密な実験計画を立てておらず、効果測定のための事前準備が十分にできなかった場合であっても、数理的にある一定の評価をすることが可能です。
一方で、
- 同時期の他の活動の影響を受けてしまう(ベンチマークの設定等である程度は対処可能です)
- 細かいシミュレーションには不向き
というデメリットもあります。
MMMのように過去の実績・知見に基づいて中長期的に・緻密な計画を立てるためのインプットではなく、短期的な効果を期待する日々の活動に対して素早くPDCAを回したい、リアルタイムかつクイックにレビューを行いたい、というケースにおすすめです。
アウトプットイメージ
