課題特定・問題発見

2は、1+1の正しい答えです。
でももし、正しい問題が2+2だったら?


アインシュタインはかつて、「もし世界を救うために残された時間が1時間しかなかったら、私はそのうち55[59とも]分を問題の定義に使い、残りを問題の解決に使うだろう」と述べたと言われています。実際に残された文献は存在しないということなので後世の創作かもしれないのですが、この言葉はビジネスにおいても非常に重要な示唆を含んでいます。

第一に、正しい問題の定義こそが、問題解決にとって不可欠であることです。当たり前ですが、問題を正しく定義することは簡単ではありません。問題とは、解決が可能であることを前提とし、現在観測されている好ましくない現象の原因となっていることであるべきです。

第二に、問題の解決よりも、正しく問題の定義をする方がずっと難しく、そしてクリティカルであるということです。問題の定義をする段階においては、「何が問題かわかっていない」状態であるため、制約のない状況下で考察を続けていくことになります。それに対して、問題解決フェーズでは明確に問題が規定されていますから、与えられた問題について考えればいいわけで、問題の発見・定義よりも限定された状況下での思考になります。

私たちは、自分たちの限られた時間を重要な問題に使いたいと考えています。だからこそ真に取り組むべき問題の発見に貪欲ですし、数多くの実績も持っています。「状況が良くないことはわかっているが、なぜ悪いのかがわからない」「取り組むべき課題が大きすぎてアクションに落とし込めない」、こういったことにお困りのブランドの方は、ぜひ一度、お問い合わせください

以下で、問題の見える化に関するホジョセンの取り組みをご紹介します。

「真に達成したいこと」は何か?

私たちにご相談いただく時点では、達成すべき目的が厳格に規定されていないことがほとんどです。たとえば、「外国人観光客を呼ぶためにニーズのヒアリングをして多言語化を推進したい」といったように。一見すると「多言語化を推進する」という目的がはっきりとしているようにも感じられますが、私たちはそこから「なぜ多言語化を推進したいと考えているのか」という点に踏み込みます。

「多言語化の推進」は目的なのか手段なのかを考察することによって、「多言語化の推進は、外国人観光客の満足度を向上させるための手段にすぎない」といったことが明確になってきます。

考えるべき問題が、「外国人観光客が必要としている多言語化はどの部分か?」から、「外国人観光客の満足度に影響を与えるポイントは何で、多言語化はどのように作用しているのか?」へと変換されることで、より本質的な課題に取り組むことが可能になります。

また、本質的な問題を追及しつつ、その問題設定は組織のミッションの範囲内である必要があります。そうでなければ、問題自体を解決することができないからです。

目に見える現象から問題を本質化していく

施策は「現象」ありきではなく、「問題」ありき

お悩みになっている現象に対して、具体的な施策を知りたいというご相談をいただくことも多いのですが、いきなり何らかの施策案を検討したところで、当たるかどうかは運任せになってしまいます。

私たちの課題特定・問題発見サービスは、最終的には施策に落とし、問題を解決することを目的したものです。正しく問題を設定することさえできれば、問題解決は簡単です。問題解決に悩む企業が、実は問題の特定に躓いているだけだというケースは珍しくありません。「売上が下がった」から「売上を上げる」といった現象を裏返しにしても問題の解決には近づけません。問題解決でお悩みの企業の方は、ぜひホジョセンにお声がけください

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